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- 2019.06.02 Sunday
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あっと言う間に三が日が過ぎ、今日からお仕事の方も多いと思います。
今日は、大祓詞(おおはらへのことば)と言う祝詞(のりと)を少しご紹介したいと思っています。
高天原(たかまのはら)に神留り坐す(かむづまります)〜と始まるこの祝詞ですが、私は毎日詠ませて頂いています。
とても長い祝詞なのですが、私は1日もお休まず詠んでしていますので、全て暗記してしまいました。
この祝詞を詠んでいますと、目の前に色々な風景が浮かんできます。
一番好きな文面は、荒振る神等をば 神問はしに問はし賜ひ 神掃ひに掃ひ賜ひて 語問ひし磐根 樹根立 草の片葉をも語止めて〜(あらぶるかみたをば かむとはしに とはしたまひ かむはらひにはらひたまひて こととひしいわね きねたち くさのかきはをもことやめて)と詠みますが、毎回ここの場面が目の前にはっきりと浮かび、リアルに伝わってきます。
それから、大倭日高見国を安国と定め奉りて 下つ磐根に宮柱太敷き立て(おほやまとひだかみのくにをやすくにとさだめまつりて したついわねに みやばしらふとしきたて)と詠みます。
ここの所もとても好きな文面で、とても美しく、力強さが伝わってきます。
そして、天つ祝詞の太祝詞事を宣れ(あまつのりとのふとのりとごとをのれ)と詠みますが、ここも身の引き締まる思いを感じる所であり、有難さが自然と沸いてくる文面です。
この先もまだまだ続きますが、この祝詞を詠ませて頂いた後は、さっぱりとして空気が一変する感覚があります。
私は、ずーとこの祝詞はどこで入手出来るのだろう?と考えていました。
その時、「富岡八幡宮」に参拝をした際に、私は「大祓詞」の事は一言も言っていないのですが、神主様から偶然に、(その神主様がずーと使ってらしたものらしく)ご自分の懐からこの祝詞を取り出し、どうぞお使い下さいとおっしゃって頂きました。 とてもその時は驚きました。
それ以来、ずーとこの祝詞を詠ませて頂いています。
もし、ご興味ある方はどこかの神社で入手出来ると思いますので、少し触れてみてはいかがでしょうか? 本当に美しい響きのある、私は大好きな祝詞です。
さとう美伶